お彼岸はいつのことを言うのだろう?

まだまだ暑い季節ですが、もうすぐ9月になって急に涼しくなっていきます。
昔からある言葉に「暑さ寒さも彼岸まで」というのがありますが、
彼岸には「春」と「秋」の2回あります。

春の彼岸と秋の彼岸があるわけですが、夏の後にやってくるのが
「秋の彼岸」になるわけです。

ちなみに「お彼岸」というのは1周間あるのですが、
彼岸の中日というのがあり、1周間の初めから4日目の真ん中の日を指します。
この中日(真ん中の日)が、春は春分の日で秋は秋分の日となるわけです。

つまり、春の彼岸は今年(2014年)なら3月21日の春分の日の前後3日間を
含んだ1周間となるので、3月18日から3月24日までとなるのです。

秋の彼岸なら、同様に今年(2014年)なら9月23日の秋分の日の前後3日間を
含めた1周間なので、9月20日から9月26日までとなるのです。

お彼岸は何をするのだろう?

彼岸というのは元々仏教的な意味もあり、悟りの世界を指す言葉です。
煩悩の世界に生きている私達と、煩悩を超えた死後の悟りの世界(彼岸)を
つなげるのが「春分の日」と「秋分の日」となるわけですが、
この日にお墓参りをしてご先祖様を供養するわけです。

また、お彼岸の時に食べるのが「おはぎ」。
一般的にご飯のまわりをあんこで包んだものを言いますが、
春と秋で呼び名が変わります。

春は「ぼたもち」ということが多く、元々は「牡丹餅」と書いており
牡丹の花のように少し大きく丸い形をしています。

秋は「おはぎ」ということが多く、「御萩」と書いて秋に咲く花の
萩のように少し小型で俵のような形をしています。

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どちらもお米と小豆と砂糖を材料に作られたお菓子なので、
味などもさほど変わるものでもなく、その区別も最近はあまりなくなって
きているようです。

おはぎ(ぼたもち)の面白い話

「おはぎ」や「ぼたもち」の言葉の由来については前に書きましたが、
現在は地方によって言い方が違っていたり、きなこがついたものを
ぼたもちと言ったり、もともとの意味とは異なりまちまちな感じです。

ただ、この名前がまったく違う地方もあるのです。
私はこの名前を初めて聞いた時「恐ろしい」と素直に思いました。
たしか日本昔ばなしの中お話でした。

お話ではおじいさんとおばあさんが、旅人をもてなす料理として「おはぎ」を
用意している場面で「半殺しにしようか、それともみなごろしにしようか・・・」
と相談しているのを障子の向こうで聞いた旅人が、驚いて逃げてしまうと
いう内容でした。

ちなみにこの「はんごろし」と「みなごろし」は、長野県などの北陸の
辺りでのおはぎの呼び名のようです。

はんごろし:ご飯のつぶが少し残る程度に潰した状態。きりたんぽのような感じ。
みなごろし:ご飯のつぶが残らないくらいしっかりと潰した状態。お餅の状態。

ずいぶんと物騒な感じの言い方ですが、上の説明を読めばなんとなく
イメージはわきますが、人の良さそうなおじいさんとおばあさんが
「半殺し」にしようか「皆殺し」にしようか・・・と言っていたらビビりますよね。

こんな感じで、お彼岸に関することをまとめてみましたが、
最近ではこういった行事が中々行われなくなってきたようで、
正しい意味が分からないことも多いです。

そういった時にこのページで、日本の伝統行事などをまとめていますので
活用していってもらえたらと思います。

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